テーマ : 御前崎市

昭和レトロな駄菓子屋描く 御前崎で絵画展

 御前崎市出身の画家安間由紀子さん(65)=横浜市=の絵画展が30日まで、同市の静岡カントリー浜岡コースのカルチャーフロアで開かれている。昔ながらの駄菓子屋などが題材で、昭和レトロなノスタルジックな世界をアクリルや水彩で表現した。

昭和の駄菓子屋の風景を描いた「遠い日の記憶」(手前)=御前崎市の静岡カントリー浜岡コース
昭和の駄菓子屋の風景を描いた「遠い日の記憶」(手前)=御前崎市の静岡カントリー浜岡コース

 駄菓子屋の風景を描いた「遠い日の記憶」や「蘇る記憶」は、小銭を手にして店頭に集まる子どもや当時販売されていた菓子、玩具を繊細に描いた。来場した大人たちは作品の前で立ち止まり、幼少期の思い出をたどるように作品に見入っていた。
 安間さんは20年以上にわたりイラストレーターとしても活躍した。絵本や冊子の挿入絵の原本も含め、計100点以上を持ち込んだ。「誰にでも心に刻まれた良き記憶がある。作品鑑賞を心和む時間にしてほしい」と呼びかけている。

 

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