テーマ : 選挙しずおか

町民主導 話し合い重視 山本文博氏【清水町長選立候補者の横顔】

 町議を1期4年務める中で、町民不在のまま行政が進んでいると「いてもたってもいられず」出馬を決めた。「町民主導のまちづくりを実現し、話し合いの場を設けたい」と訴える。

山本文博氏
山本文博氏

 薬剤師として約20年、町民と接してきた。政策の一つに掲げるのは、老朽化する南小の徳倉地区への移転と小中一貫校化。災害時の安全性確保と防災拠点化、同地区のにぎわいづくりが目的だ。自身が行ったアンケートで約8割の町民が移設に賛成だったとし、議論の必要性を唱える。現町政を「冷たい行政」と批判し、ボランティアへの補助金をカットしたと主張。そのほか、広域バスターミナルの新設や循環バスの再編、稼げる町としてふるさと納税の返礼品開発を掲げる。
 自身の強みは、思いやりを持って人と接することができることだと分析。決起集会では町民に困り事を発表してもらった。「話し合う姿勢を大切にしたい」と意気込む。
 少年時代に読んだ「沈黙の春」が原点。人の命を守りたいと薬剤師を志した。

いい茶0

選挙しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞