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「自分で限界作らない」 オリックス球団本部・牧田さんが講演

 静岡県中学校体育連盟は18日、スポーツ講演会を静岡市葵区のアイセル21で開き、プロ野球オリックス球団本部の牧田勝吾編成部副部長(藤枝市出身、島田商高出)が「行動する者には必ずチャンスは来る」と題して講演した。中学部活動の指導に携わる教員ら約200人が聴講した。

県中体連のスポーツ講演会で登壇したオリックスの牧田氏=静岡市葵区のアイセル21
県中体連のスポーツ講演会で登壇したオリックスの牧田氏=静岡市葵区のアイセル21

 牧田氏は28歳で念願のプロ入りをかなえた苦労人。34歳で引退後はスカウトとして実績を重ね、紅林弘太郎内野手(駿河総合高出)らの指名に携わった。前例や固定観念にとらわれないことを信条に球界初の女性スカウトを誕生させている。
 自身の経験を踏まえて「自分はプロになると言い続けた。無理かなと思った時点で成長は止まる。自分で仮想限界を作らないこと」と強調。「夢を目標に変えるために、やれる、できる、なる、と語尾を言い切ることが大事。生徒が言い切ることができる空気をつくってあげてほしい」と呼び掛けた。

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