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全国の逸品「社員」が仕入れ 焼津水産高、模擬会社設立20周年 25日まで販売イベント

 焼津水産高(焼津市)の流通情報科生徒でつくる模擬会社「フィッシュパラダイス・魚国」は24日、焼津さかなセンター(同市八楠)で販売イベントを実施した。魚国設立20周年を記念して、全国各地の逸品を集めた「ご当地フェア」を企画。生徒たちが仕入れた商品約40品が並んだ。25日まで。

販売イベントの準備をする生徒たち=焼津市八楠の焼津さかなセンター
販売イベントの準備をする生徒たち=焼津市八楠の焼津さかなセンター
特製海鮮丼を開発した生徒たち=焼津市八楠の焼津さかなセンター「さかな大食堂 渚」
特製海鮮丼を開発した生徒たち=焼津市八楠の焼津さかなセンター「さかな大食堂 渚」
販売イベントの準備をする生徒たち=焼津市八楠の焼津さかなセンター
特製海鮮丼を開発した生徒たち=焼津市八楠の焼津さかなセンター「さかな大食堂 渚」

 単独で行うイベントとしては最大規模。「社員」たちはこれまでの販売傾向や焼津さかなセンターの客層を念頭に置いて、日持ちする商品を中心に仕入れた。「ご当地フェア」は北海道、関東、関西、中国、九州・沖縄とブロックごとに仕入れた缶詰やふりかけなどが並ぶ。たこやきやチーズケーキの缶詰といった珍しい商品も販売する。
 仕入れ担当の3年近藤美月さん(17)は「地元の人をはじめ多くの人に焼津水産高の活動を知ってほしい」と意気込む。
 (焼津支局・福田雄一)

 地元具材20種類 特製海鮮丼 味わって
 焼津水産高(焼津市)の模擬会社「フィッシュパラダイス・魚国」の生徒が焼津さかなセンター(同市八楠)の「さかな大食堂 渚」と、魚国設立20周年を記念した特製の海鮮丼を共同開発した。重箱に地元食材をふんだんに盛り付け、かに汁やデザートを添えた。大食堂で25日から12月25日まで1日20食限定で提供する。
 テーマは「魚の国の宝箱」。マグロやカツオ、しらすといった地元具材を20周年にちなんで20種類使用している。デザートの一つとして、同高生徒が製造したゆであずき缶詰を採用した。販売価格は税込み2千円。開発したのはいずれも3年の岩本陽南さん(18)、浅倉菜那さん(17)、萩原華澄さん(18)の3人。岩本さんは「20周年らしいインパクトを与える商品を目指した」と語った。

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