横須賀“アート”街道に 絵画や陶芸ずらり 10月22日まで 掛川市
掛川市景観形成重点地区の古い町並みを舞台にした「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」(遠州横須賀倶楽部など主催)が20日、同市横須賀地区で始まった。22日まで、街道沿いの古民家や商店の軒先など54会場に多彩なアート作品が並ぶ。
1999年に始まり、23回目の開催。県内外の作家83人が絵画や彫刻、陶芸作品などを出品した。8回目の参加となる木彫作家藤田稔さん(63)=袋井市諸井=は、清水邸の納屋に妖怪をモチーフにした木彫り作品35点を展示した。「会場の雰囲気が作品とばっちり合う」と魅力を話し、来場者との交流を楽しんだ。
21日は午後9時まで、最終日の22日は午後5時まで。両日とも掛川駅南口と横須賀城跡、会場近くの市役所大須賀支所を循環する無料シャトルバスを運行する。