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静岡・大道芸W杯 海外アーティスト4年ぶり招聘 大会概要発表 

 静岡市で11月2~5日に「大道芸ワールドカップ(W杯)in静岡」を開催する実行委員会は19日、市役所静岡庁舎で記者会見を開き、大会概要を発表した。30回目の記念大会となる今回は、新型コロナウイルス禍前の2019年以来、4年ぶりに海外アーティストを招聘(しょうへい)し、開催4日間で100万人以上の集客を目指すとした。

11月2~5日に行う大道芸ワールドカップの概要を説明する実行委員会メンバー=19日午後、静岡市役所静岡庁舎
11月2~5日に行う大道芸ワールドカップの概要を説明する実行委員会メンバー=19日午後、静岡市役所静岡庁舎

 歴代の大会チャンピオンとして日本を含む7カ国から5組8人を招く。06年チャンピオンのアランシュルツ(チェコ)や07年のニーニョ・コストリニ(アルゼンチン)らが出場を予定する。このほか、市が取り組む国際交流事業の一環で韓国の釜山、全州両市からもアーティスト5組が参加する。
 大会初の試みとして、国内のトップアーティストと市民アーティストが共演したステージイベントも開催する。総勢52組111人の出演を予定し、葵区の駿府城公園や中心市街地など計18カ所でパフォーマンスを繰り広げる。
 同大会は昨年、プロデューサーの男性が外国人差別と受け取られる発言をして開催直前に解任される問題が起きた。実行委の猪股宏光委員長は会見で、内部にチェック組織をつくり、大会の構成や作成する資料などに差別的な表現がないか入念に確認してきたとし、「差別とは決別した組織になったと自信を持って言える。国の区別なく誰もが楽しみ、喜びを分かち合うイベントにしたい」と述べた。

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