特支学校が作品展 静銀掛川支店で実現 教諭の民間派遣が縁
掛川特別支援学校高等部の生徒が製作した木工や陶芸、革小物などの作品展が28日まで、掛川市中央の静岡銀行掛川支店で開かれている。温かみのある24点が並び、来店者を楽しませている。
作品展は同校の大塚敦子教諭(32)が2022年4~9月、県教委の民間研修で静銀に派遣されていたのが縁で実現した。大塚教諭は、地方創生部でイベント企画や商談会運営に携わった経験を振り返り「学校が地域とつながりを深めるには、情報発信が必要。研修のおかげで一歩を踏み出せた」と話した。
同校は18日、掛川花鳥園や南郷地域生涯学習センターなど市内6カ所で地域販売会を開く。静銀は掛川市と周辺の計8店舗にパンフレットを設置して協力する。