ハウスミカン出荷始まる JAとぴあ浜松
JAとぴあ浜松は22日、浜松市北区細江町の同JA柑橘(かんきつ)選果場で、夏場に食べられるハウスミカンの出荷を始めた。8月中旬までに約130トンを市場に出荷する。
初日は、生産者が極わせ品種の「高林」9・4トンを同選果場に持ち込んだ。作業員の目視や機械センサーで傷の有無、大きさ、糖度などを調べ、等級ごとに箱詰めした。
同JA管内では、生産者15人がハウスミカンの栽培に取り組んでいる。ことしは気温が適度に低かったことで色抜けが良く、酸味のキレがあるという。同JA果樹販売センターの栗田雅樹センター長は「大きさもちょうどよく、生育状況は良好」と話した。
23日昼すぎから近郊の店舗に並び、30日からは選果場の直売所でも販売する。