行政区再編後 市長「共助型社会構築を」【浜松市議会代表質問】
鈴木康友市長は現行7区を3区とする行政区再編後の市の将来像について「市民一人一人が知恵を出し、支え合う取り組みを進化させることで、サステナブル(持続可能)な共助型社会を構築していく」と述べた。斉藤氏に答えた。
鈴木市長は「区再編は社会が大きく変化する中、将来にわたって必要な行政サービスを維持、強化するため、柔軟で効率的な組織運営を可能とすることが目的」と強調。パブリックコメントで寄せられた一部意見を元に「区再編は民意に反する」とただした落合氏には、区再編の目的を達成することで「貴重な意見に応えていく」と答えた。
地域の融和や発展について質問した平野氏に対しては「一つの浜松として全市挙げて課題解決に臨む体制が必要」とし「3区になっても市民が多様な地域資源に誇りや愛着を持ち、地域や立場を乗り越え、支え合うことが一体感の醸成につながる」と思いを語った。