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テーマ : 議会しずおか

救急搬送 DXで時間短縮 消防と病院 新システム導入 浜松市議会

 太田陽視消防長は救急搬送の時間短縮を図るため、2022年末に救急隊と各病院がタブレット端末で搬送状況などを共有できるシステムを導入したと説明した。小黒氏への答弁。
 新型コロナの感染拡大で22年度の救急件数は過去最多の4万2578件に上り、通報から医師に引き継ぐまでの平均時間は21年度から4・57分伸びた。病床が逼迫(ひっぱく)し、受け入れ病院の決定に時間を要したのが一因だった。
 新システムは救急隊の搬送状況や隊員が撮影した現場写真などを共有する。隊員が各病院に電話で受け入れの可否を尋ねる際、病院側に判断材料が増え、意思疎通がスムーズになったという。太田消防長は「今後もデジタルを活用した効率化を進める」と述べた。
 平野由利子医療担当部長は来年1月開業の浜松医療センター新病院について、脳卒中や心筋梗塞、がんゲノム医療など高度急性期医療、高度専門医療に対応した機器を備え、これらの患者を積極的に受け入れるとの方針を示した。

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