子の一時預かりを来年度施策に検討 函南町議会一般質問
函南町議会12月定例会は5日開会し、会期を14日までの10日間と決めた後、一般質問を行った。町は編成中の来年度予算の優先的・重点施策として、子育てに困難を抱える家庭に対するショートステイ(一時預かり)事業などを検討していると明らかにした。中野博氏(清風会)や諸星竜也氏(同)への答弁。
町によると、職員が対応した保護者の中には子育てのストレスから虐待へとつながりかねず、子どもとの距離を置く対応が必要とみられるケースが生じているという。運用は周辺市町で採用されている児童養護施設などへの委託契約などを模索している。
重点施策にはこのほか、特定健診受診の自己負担金の無料化、公共施設のLED化、エメラルド区の水道施設整備計画策定、排水機場遠隔操作設備設置工事などを挙げた。
一般質問は6、7日にも行われる。