放課後児童クラブ 運営改善へ 沼津市議会一般質問 市長答弁
沼津市の頼重秀一市長は5日、放課後児童クラブについて、保護者の多様なニーズに対応するため「民間の専門業者への委託も含めた検討を進める」とし、開所時間の拡大など運営の改善を図る姿勢を示した。市議会11月定例会一般質問での深田昇氏(市民クラブ)への答弁。
市は、自治会や保護者で構成する運営組織「市放課後児童クラブ連絡協議会」からの負担軽減要望を受け、他市町の運営状況を調査。多くの市町が沼津市より1時間長い午前7時半~午後6時半を開所時間とし、現状月2回の土曜日の開所も他市町は毎週実施する例が多かった。今年6月に実施した保護者アンケートでも、58%が現状の運営時間に肯定的な一方、31%が一定の不満を持ち、求めるサービスが多様化していると分析した。
頼重市長は、ノウハウを持つ専門業者への委託も視野に「支援員や研修体制の充実など、運営体制の強化を図りたい」と述べた。
一般質問は6氏が行った。6日は2氏が登壇する。