代表・一般質問要旨 静岡県議会2月定例会【2月28日】
公明・牧野氏
高齢化が加速する中、救急車を呼ぶかを専門家に相談できる事業の重要性は高まっている。会派として早期実現を求めてきたが、新年度予算案に計上され、期待している。事業効果を高めるため、市町や消防、医療など関係機関とどのように調整するか。
温室効果ガス排出削減量を売買できるカーボンクレジットは、県内産業の新たな価値を生み出す可能性を秘めるが、中小企業や市町のハードルが高い。県が積極的に普及促進すべきだ。
無所属・塚本氏
静岡県外の大学に進学した学生のUターン就職率は34%と右肩下がりで推移し、県が目標に掲げている「2025年度に43%達成」とは大きく乖離(かいり)している。これまでの促進策では、なぜ期待していた効果が出ないのか。改善すべき点は何かを検証する必要がある。24年度の施策にそれをどのように反映するか。
自民・加畑氏
コロナ禍で駿河湾フェリーの輸送人員が低迷した。経営改善戦略で示した2024年度の収支均衡は難しい状況だが、地域に大きな経済効果をもたらす社会資本であり、賀茂地域の活性化を図る上で重要な存在。経営を立て直し、引き続き運航してほしい。地域の発展に向け駿河湾フェリーをどう活用していくか。