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テーマ : 議会しずおか

有隣川(浜北区)抜本的治水へ 浜松市議会、代表・一般質問 

 浜松市議会11月定例会は30日、本会議を再開し、斎藤和志(自民党浜松)、幸田恵里子(公明党)、森田賢児(創造浜松)の3氏が代表質問、北野谷富子(市民クラブ)、松本康夫(自民党浜松)の2氏が一般質問を行った。大雨による浸水被害が相次いでいる浜北区の有隣川流域の治水対策について、伏木章尋土木部長は抜本的な河川改修を計画していることを明らかにした。北野谷氏に答えた。

 有隣川は2級河川馬込川の支川で、大雨の際は水位上昇が著しい。特に五反田川との合流部の下善地区では昨年9月と今年6月の豪雨で深刻な浸水被害が発生し、地元からも治水対策を求める声が上がっていた。
 伏木部長は対策として、五反田川合流部の河川形状の見直しや、合流部から上流の善願橋に至る約300メートルの区間で河道拡幅を計画していると説明した。市総合雨水対策計画の重点対策エリア(12カ所)に定めている五反田川流域と一体的に対応するため、有隣川流域の位置づけや重点対策エリアの見直しを検討していることも明らかにした。
 伏木部長は「改修計画がまとまり次第、用地買収に着手していく。馬込川や五反田川の河川整備の加速化をはじめ、排水機場や調整池などの整備についても庁内関係部署と連携し、効果的な対策に取り組んでいく」と述べた。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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