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静岡⇆ベトナム双方向チャーター便 初運航 関係者が出迎え

 静岡空港とベトナムを結ぶ双方向チャーター便が23日、初運航した。静岡県などの関係者が静岡空港で搭乗客に記念品を手渡し、出発と到着を祝った。27日も運航する。

ベトナムから到着した訪日客を出迎える空港関係者=静岡空港
ベトナムから到着した訪日客を出迎える空港関係者=静岡空港

 ほぼ満席の約170人を乗せたベトナム南部ニャチャン発のベトジェットエア便が到着すると、法被姿の空港職員が国際線到着口で出迎えた。訪日客はツアー旅行として、都内や御殿場プレミアム・アウトレット、三保松原などを訪れる予定という。
 エイチ・アイ・エス(HIS)とAFCツアーズがチャーターした中部ダナン行きの便も、約160人を乗せて出発した。祖母や兄と搭乗した大学2年牧野侑加さん(20)=浜松市中央区=は「海外赴任中の父に会えるのが楽しみ。静岡空港は近くて便利。ランタン祭りにも参加する予定」と声を弾ませた。
 静岡空港とベトナムを結ぶチャーター便はこれまで、インバウンド(訪日客)かアウトバウンド(海外旅行客)のどちらかにとどまっていた。双方向便を契機に、空港の利用促進や将来の定期便運航につなげていく狙い。

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