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新野球場案、多目的ドーム型を要望継続 浜松商議所会頭「多様なニーズある」

 浜松商工会議所の斉藤薫会頭は12日の定例記者会見で、浜松市の遠州灘海浜公園篠原地区に整備予定の新野球場について、6月に予定する基本計画策定に向け、多目的ドーム型スタジアムの建設に向けた要望活動を継続する考えを示した。斉藤会頭は「多目的ドーム型スタジアムを求めるわれわれと(野球場を原点とする)県とのずれはまだある。機会があるごとに伝えていく」と述べた。
 斉藤会頭は今月4日、市議会会派代表者らと県知事を訪ね要望活動を行った。経済効果の視点を強調し、「県民の多様なニーズがあり、野球もできるという形にしていただきたい。スポーツビジネスでまちを盛り上げる動きが全国で広がる中、浜松もついていかなければ」と語った。多目的の活用として浜松ゆかりのオートバイ、音楽をテーマにしたイベントを例示した。県が県議会で言及した市との費用負担については、「商議所としては判断ができない」と述べるにとどめた。

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