「花歴書」植物の魅力愉快に キャラクター、「自己PR」考案 西遠女子学園高生 紹介板手描きで準備【浜名湖花博2024】
西遠女子学園高(浜松市中央区)の自然科学部の部員が「浜名湖花博2024(浜名湖花博20周年記念事業実行委員会主催)」の23日の開幕に向け、植物紹介板「花歴書」の準備を進めている。はままつフラワーパーク会場の15種ほどの花や木のキャラクターを考案し、ユーモアたっぷりに魅力を発信する。
部員はキャラクターのイラストを手描きで創作し、「自己PR」や「住所」などをまとめている。花の形に特徴のあるカンヒザクラは「下向きで鐘のような形で咲き、濃い紫紅色の花弁をつけるのじゃ」と紹介。乾燥地が原産のリュウケツジュの住所欄には「水はあまりいらないんだが、乾くのもよくねぇんだよな」などと記した。
部員の中川璃乙さん(16)は「性格や話し方などのキャラクター設定が難しかった」と苦労を振り返った。花びらの色が変化するキクザクラを担当した兼子蒼さん(16)は「花歴書から新たな自然の魅力を知ってほしい」と話した。
(浜松総局・小林千菜美)