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テーマ : 浜松市

中谷氏(旧浜松市天竜区選挙区)が中央区に 県議選選挙区変更でくじ引き 19年ぶり実施

 浜松市の行政区再編に伴って変更された同市域の県議選選挙区について、現職の所属議員を決めるくじ引きが18日、県庁で行われ、中谷多加二氏(自民改革会議、旧浜松市天竜区)が浜松市中央区の所属となることが決まった。所属変更は補欠選挙に備えたもので、議員活動への制約はない。

くじ引きをする中谷多加二氏(右端)=18日午前、県庁
くじ引きをする中谷多加二氏(右端)=18日午前、県庁

 くじ引きの順序を決めた後、中谷氏、市川秀之氏(同、旧浜北区)、阿部卓也氏(ふじのくに県民クラブ、同)、良知駿一氏(同、旧北区)の順にくじを引いた。
 一番最初の順番で中谷氏が「中央区」と書かれた棒を引いた。最も中央区から遠い天竜区在住の県議が所属変更となり、会場にざわめきが広がった。市川、阿部、良知の3氏は浜松市浜名区・天竜区選挙区の所属となる。
 中谷氏は取材に「今まで通り、何も変わらない。与えられた任期の間、一生懸命に仕事をする」と述べた。
 公職選挙法の規定により、浜松市域の県議選選挙区を7選挙区(定数計15)から、中央区(定数12)と浜名区・天竜区(同3)の2選挙区に変更する条例が可決された。現職15人の現住所は中央区11人、浜名区・天竜区4人で定数と異なるため、現職1人の所属選挙区変更が必要な状況だった。くじ引きは静岡市の政令市移行時の2005年6月以来、約19年ぶり。

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