料理芸人いけやさん 沼津食材の炊き込みご飯 考案 12月、イベントで無料提供
沼津市とJAふじ伊豆が12月17日に市内で開く「沼津農林水産まつり」で、小山町出身のよしもと料理芸人いけや賢二さんが考案した地元食材特別料理が無料提供される。いけやさんがこのほど、メニュー案の炊き込みご飯を試作した。
いけやさんは県東部のブランド米「するがの極」のほか、沼津で加工されたアジの干物や戸田塩、沼津茶の茶殻を使って調理を進めた。香りが引き立ち、優しい味わいのご飯が炊き上がり、試食した市職員らからは「お茶漬けで食べてもおいしそう」などと声が上がった。
いけやさんは「沼津の食をアピールする力になれれば。干物と一緒にレシピを贈るような形でメニューが広まったらうれしい」と期待を込めた。
今後、市やJAなどとメニューの検討を重ねる。イベント当日には完成したレシピを公開する。いけやさんも来場予定。