あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 裁判しずおか

袋井強盗致傷事件 見張り役「誘われ」 地裁支部公判で被告

 暴力団組員らが袋井市の50代男性の自宅に侵入して暴行を加え、現金や乗用車を脅し取ったとされる強盗致傷事件で、見張り役を務めたとして強盗ほう助の罪に問われている飲食店店員の男(40)=大阪市=の第2回公判が14日、静岡地裁浜松支部(高島由美子裁判官)で開かれた。被告は「見張りの仕事で1万円から100万円の報酬がもらえると知人から誘われ、引き受けた。内容は事件当日まで知らなかった」と主張した。

静岡地裁浜松支部
静岡地裁浜松支部

 被告は検察側の質問に対して「被害男性宅にレンタカーで向かう途中、男性から金を回収するという趣旨の(暴力団組員2人の)会話を聞いた」と説明。仕事を引き受けた理由は「少し危ない仕事かもしれないとは思ったが、借金があったため引き受けた」と明らかにした。
 公判では被害金額を修正する検察の訴因変更請求が認められた。起訴状などによると、被告は9月4日、暴力団組員2人が共謀して男性を脅し、現金約230万円と乗用車など10点(計644万円相当)を奪った際、男性を見張って犯行を容易にしたとされる。

▶ 追っかけ通知メールを受信する

裁判しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む