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テーマ : 裁判しずおか

事故偽装詐欺 3人目も有罪 地裁浜松支部

 飲酒運転が絡む交通事故を自作自演し、同乗者から示談金をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた浜松市浜北区、建設業の男(30)の判決公判で静岡地裁浜松支部は26日、懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役3年6月)を言い渡した。同じ詐欺グループの判決は3人目。
 高島由美子裁判官は判決理由で、仲介役や歩行者役だった男は「詐取金から相当額の分け前を得ていた。非難に値する」と指摘した。一方、被害弁償が済んでいることなどを考慮して保護観察付き執行猶予が相当とした。
 判決によると、男は仲間と共謀して2022年8月5日夜、同市中区の市道で、乗用車と歩行者の衝突事故を計画的に起こし、同乗の女性=当時(24)=に事故の示談金を請求して計280万円をだまし取ったほか、同16日には同様の手口で別の女性=当時(21)=から示談金計118万円をだまし取った。

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