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⚾投手・二宮衣沙貴　実績豊富な“先発型”【くふうハヤテ選手紹介】

　高校、大学、独立リーグと先発で実績を積み重ねてきた右腕。新天地でも、「イニング数、勝ち星、防御率、奪三振数。この四つにはこだわる」と“先発型”としての気概に満ちている。

投手・二宮衣沙貴

　愛知大学リーグ１部の名城大では３年時に２戦連続完封を果たすなど頭角を現し、ドラフト候補として注目された。しかし、集大成の４年の秋季リーグ中に腰のヘルニアが再発。離脱を余儀なくされ、ドラフト指名は遠ざかった。
　「（プロを目指す道に）勝負もできなかった。諦めがつかない」。独立リーグに進み、２０２２年に茨城で１０勝を挙げると、昨季は自己最速を５キロ更新する１５３キロをマーク。平均球速も上がり、進化を遂げてきた。
　投手陣ではＮＰＢ経験者を除くと日本人最年長の２５歳。今年に懸ける思いは人一倍だ。「圧倒的な数字を残し、最多勝などのタイトルを狙いたい」。有言実行し、ドラフトへの道を開く。

　にのみや・いさき　愛知県出身。享栄高から名城大を経て独立リーグの茨城などでプレー。

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