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フットサルの日本一へ 「一戦一戦ぶつかっていく」 静岡県U―18選抜の挑戦

 フットサルの静岡県U―18(18歳以下)選抜が16、17の両日、兵庫県で行われる都道府県対抗の全国大会「フットサル神戸フェスタ」に出場する。普段はそれぞれのチームで活動する選手たちが力を合わせ、日本一を目指す。

東海大会を勝ち抜き、全国大会に出場するフットサルの県U―18選抜チーム=沼津市内
東海大会を勝ち抜き、全国大会に出場するフットサルの県U―18選抜チーム=沼津市内

 県選抜は1月に東海4県で争った大会で3戦全勝し、出場権を手にした。前年の全国覇者の愛知県選抜との試合は、残り約3分まで拮抗(きっこう)した展開。最終盤で相手を上回った戦いぶりに曽根田盛将監督(44)は「技術より気持ちを表現してくれた」とチームの一体感への手応えを口にする。
 登録メンバー14人は、静岡市駿河区のフットサルチーム「ARABICA」や浜松市のマリオフットサルスクール、東海大翔洋高を中心に県内全域から選ばれた。大会までに全員で集まる機会は2度と限られているが、すでに行われた練習試合では上々の内容を見せるなど、仕上がりに不安はない。
 大会は全国の各地域ブロック代表の12チームで争う。3グループに分かれて行う予選では、タレントがそろう東京都、大阪府と同組になった。厳しい戦いが予想されるが、堅く守りながら個の能力を生かして得点する展開を思い描く。石田藍暉主将(18)=ARABICA=は「自分たちはチャレンジャー。一戦一戦ぶつかっていく」と必勝を誓う。
 (市川淳一朗)

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