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県内23年11月販売額 百貨店2・4%減 スーパー1・6%増

 関東経済産業局がこのほど発表した2023年11月の静岡県内百貨店・スーパーの販売額は、既存店ベースで前年同月比0・9%増の376億500万円だった。百貨店3店は2・4%減の59億2千万円と、2カ月連続で前年同月を下回った。暖冬の影響で冬物衣料品の販売が伸び悩んだ店があった。

県内百貨店・スーパー販売額と前年同月比
県内百貨店・スーパー販売額と前年同月比

 主力の衣料品は3・6%減の17億7600万円。宝飾や化粧品などその他の商品は7・9%増の15億4600万円。飲食料品は1・1%減の17億8100万円。百貨店関係者は「衣料品は不調だったが、中心市街地で行われたイベントに多くの人が集まった影響で総菜などの飲食料品は好調だった」と語った。
 スーパー159店の販売額は1・6%増の316億8600万円で、8カ月連続で前年実績を上回った。飲食料品は前年同月比0・7%増の252億9600万円。
 管内1都10県の百貨店・スーパーの合計販売額は既存店ベースで4・7%増の8248億円。百貨店は7・2%増の2598億円、スーパー3・6%増の5650億円だった。

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