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スズキ ハンガリー四輪生産400万台

 スズキは29日、ハンガリーの子会社マジャールスズキの四輪車生産累計台数が8日に400万台を達成したと発表した。1992年10月の製造開始から31年5カ月で節目に達した。

累計400万台目となった「ビターラ」とマジャールスズキの工場関係者=ハンガリー
累計400万台目となった「ビターラ」とマジャールスズキの工場関係者=ハンガリー

 400万台目はハンガリー国内仕様のSUV(スポーツ用多目的車)「ビターラ」だった。スズキの欧州唯一の生産拠点で、現在は人気が高いビターラと「S―CROSS(エスクロス)」の2車種を製造している。2022年度の生産実績は14万2454台。欧州や中南米など世界123の国・地域に供給し、ビターラは日本に輸出され、「エスクード」の車名で販売されている。
 マジャールスズキは1991年にハンガリー北部エステルゴム市に設立。「ワゴンRプラス」、世界戦略車の「スイフト」、「スプラッシュ」などを生産してきた。同国でのスイフト生産は2016年11月から日本の相良工場に移管している。
 累計生産100万台の達成は06年10月、200万台は11年7月、300万台は17年4月だった。

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