テーマ : 静岡市

ウクライナの平和、ボードに願い込め 静岡北高生 折り紙やメッセージ作成

 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、平和を願いメッセージボードを作成するイベントが5日、静岡市葵区の番町市民活動センターで開かれ、高校生が折り紙で鶴やハト、ヒマワリなどを折って色紙に貼り完成させた。

ウクライナとロシアの平和を願いメッセージボードを作成した高校生たち=静岡市葵区
ウクライナとロシアの平和を願いメッセージボードを作成した高校生たち=静岡市葵区

 熊本市に拠点を置くNPO法人「令和花のチカラ研究所」が開催した。理事長の新田時也さん(58)が東海大海洋学部の元教員という縁で、静岡市内で実施した。静岡北高の生徒7人が参加し、インターネットで折り方を調べながら、ウクライナとロシアの国旗の色である黄や青、赤、白などの折り紙で折り、丁寧に仕上げた。
 完成したメッセージボードは、広島市中区の平和記念公園に納める。同校3年の笠井瞭汰さん(17)は「ウクライナ侵攻には関心がある。自分たちにできることは限られているが、1日でも早く平和が訪れてほしい」と願った。新田さんは「若い人たちも平和や戦争に関心を持ち、行動していることを知ってもらえれば」と話した。

いい茶0

静岡市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞