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2月新車販売2割減

 2月の国内新車販売台数は前年同月比19・2%減の34万4816台と、2カ月連続で減少した。トヨタ自動車グループのダイハツ工業、豊田自動織機で相次いだ認証試験の不正が打撃となった。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表したデータを集計した。
 軽自動車は24・8%減の11万8047台で、1998年に軽が現行規格となって以降、2月として最低を更新した。
 ブランド別では、ダイハツが出荷停止の影響で81・6%減の9399台。ダイハツから相手先ブランドによる生産(OEM)で一部車種の供給を受けるトヨタ、SUBARU(スバル)もそれぞれ80%超減らした。能登半島地震の影響で一部の部品供給が滞り、人気車種「N-BOX(エヌボックス)」などを減産していたホンダも15・5%減となった。軽以外の自動車(登録車)は16・0%減の22万6769台だった。最大手のトヨタが33・2%減の9万6021台。自販連の担当者は「自動車用ディーゼルエンジンの供給を受けていた豊田自動織機の不正が響いた」と分析した。ダイハツは88・2%減の412台だった。

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