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マイナカード活用 避難所運営効率化 デジタル庁実証実験

 デジタル庁は28日、横浜市内で、マイナンバーカードを活用して災害発生時の避難所運営を効率化する実証実験を行った。入所手続きにかかる時間をマイナカードの利用で、従来よりも短縮できることを確認した。
 実験は大雨で川の堤防が決壊したとの想定で実施。手書きによる手続きと、カードを使ったケースを比較した。1人当たりにかかった時間は平均で手書きが5分7秒だったのに対し、読み取り機でカードと暗証番号を確認した場合は32秒だった。
 能登半島地震ではマイナカードの読み取り機の準備が間に合わず、避難所の利用状況の把握にJR東日本が提供した「Suica(スイカ)」が使われている。デジタル庁は今後の災害に備え、読み取り機の確保を図る考え。

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