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大相撲春場所番付 熱海富士は東前頭2枚目、翠富士は東前頭5枚目

 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付を発表し、新大関の琴ノ若は西の2番目に座った。新大関誕生は昨年秋場所の豊昇龍以来で、日本出身力士としては2022年春場所の御嶽海以来。4大関は21年名古屋場所以来。

大関に昇進してガッツポーズする琴ノ若=1月31日、千葉県松戸市
大関に昇進してガッツポーズする琴ノ若=1月31日、千葉県松戸市

 日大出身の尊富士が初土俵から所要9場所で新入幕。年6場所制となった1958年以降初土俵では常幸龍に並ぶ最速記録を達成した(付け出しを除く)。新十両から1場所通過の快挙だった。
 先場所覇者で10度目の優勝を狙う横綱照ノ富士は東。大関は霧島と豊昇龍が東西の正位、8度目のかど番となる貴景勝は東の2番目に就いた。関脇は6場所連続の大栄翔が東、2場所ぶりの若元春が西。小結は阿炎と錦木が復帰した。
 先場所で6勝9敗だった熱海富士(熱海市出身)は東前頭2枚目、先場所5勝10敗だった翠富士(焼津市出身)は東前頭5枚目に下げた。
 新入幕の先場所で11勝4敗の大の里は西前頭5枚目に躍進。錦富士、北の若、狼雅が2場所ぶり、大奄美が10場所ぶりの再入幕を果たした。
 幕内から落ちて東十両3枚目の北青鵬は後輩力士への暴力行為で現役引退。新十両はおらず、4人が再十両。元関脇の若隆景は3場所ぶり、元幕内の伯桜鵬は2場所ぶりの復帰。

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