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⚾投手・野口渉 負傷前を上回る自分に【くふうハヤテ選手紹介】

 負傷前の自分を上回るために、トレーニングとフォームチェックに余念がない。「試合はたくさんあるので焦らずに。復帰してからチームに貢献したい」。今は5月ごろの実戦登板を視野に、徐々に出力を高めている。

投手・野口渉
投手・野口渉

 本格右腕として頭角を現し、大学1年時に148キロを記録。2年春の全日本選手権で全国デビューし順調に経験を積んだ。だが3年春のリーグ戦前に右肘を痛め、腱(けん)の再建手術を行った。
 「一番大きな挫折だった」とショックを受けたが、痛めた翌日には復帰に向けた道筋を考えた。「けがをするのは何かが悪かったから」。投げ方の見直しと足りない筋力を補うことに全力を注ぎ、今は体格、知識量ともに飛躍した。
 チームに勢いを与える躍動感のあるマウンドさばきが一番の特長。「自分の投球をすれば抑えられる自信はある。全力投球、熱いプレーを見せたい」と気持ちが高ぶっている。

 のぐち・わたる 茨城県出身。境高から共栄大。高校時代は主将を務め、3年夏に143キロを記録した。22歳。

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