テーマ : 松崎町

帯広名物「豚丼」いかが 姉妹都市連携の松崎 10月20日まで割安提供

 10月10日は豚豚(トントン)の日ー。松崎町の道の駅花の三聖苑伊豆松崎で10日、姉妹都市の北海道帯広市名物の豚丼を安価で提供するキャンペーンが始まった。十勝平野開拓の祖とされる依田勉三(1853~1925年)が松崎出身の縁。20日まで(木曜定休)。

帯広名物の豚丼=松崎町の道の駅花の三聖苑伊豆松崎
帯広名物の豚丼=松崎町の道の駅花の三聖苑伊豆松崎

 通常1520円の帯広豚丼とコーヒーのセットを期間中は1010(トントン)円で提供する。ご飯の上に千切りのキャベツを敷き、甘辛いタレで焼き上げた豚肉を載せた。白髪ネギとともにワサビ(別皿)も添え、爽快な辛みが豚肉の甘みと絶妙に調和する。
 道の駅を運営する町振興公社などによると、依田が豚4頭を連れて入植したのが帯広における養豚の起源という。スタミナ源としてうな丼は高価なため、庶民にも食べやすいようにと豚肉をかば焼き風のタレを絡めて焼いたのが帯広豚丼の始まり。1933年のことと伝えられている。
 豚丼は今春から販売を始め、観光客らの人気を集めている。振興公社の山路浩之事務局長は「観光シーズンが終わり一段落したので、今度はぜひ町内や近隣の方々に楽しんでもらいたい」と呼びかけている。
 振興公社が運営する大沢温泉依田之庄でも同日、「銭湯(1010)の日」と題した語呂合わせでオリジナルグッズを配布した。

いい茶0

松崎町の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞