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災害時遺体安置 町内寺院と協定 松崎町

 松崎町は17日、町内の寺院が加盟する松崎仏教会(堤恵明会長)と災害時における遺体収容や安置などに関する協定を結んだ。締結式が町役場で行われ、深沢準弥町長と堤会長が協定書に署名した。

協定書に署名する松崎町の深沢町長と松崎仏教会の堤会長=同町役場
協定書に署名する松崎町の深沢町長と松崎仏教会の堤会長=同町役場

 同会に加盟し、避難者を受け入れる寺院以外の15施設が、地震や津波などの災害時に町内で死者が出た際、遺体の収容や安置に協力する。遺族への遺体の引き渡しや遺留品の保管などにも取り組む。町によると、遺体収容数は15寺院で約300体の見込み。
 深沢町長は「今年被災した能登と伊豆は災害の課題が似ている。大きな災害に備えて準備を進める必要がある」と述べた。堤会長は「地域あってこその寺院。社会に貢献できるよう努めたい」と話した。

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