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石部棚田でアート制作へ計画案紹介 成功祈願で芸能披露も 松崎

 松崎町振興公社は24日、今年開始する石部棚田と伊豆の長八美術館のコラボ企画「石部棚田でアート」の制作発表会を同町の町環境改善センターで開いた。同公社の山路浩之事務局長が取り組みの目的やデザイン案について、集まった地域住民に紹介した。

「石部棚田でアート」の成功を祈願して披露された三番叟=松崎町の町環境改善センター
「石部棚田でアート」の成功を祈願して披露された三番叟=松崎町の町環境改善センター

 ともに運営が困難になっている町内の観光地で、保全や維持の必要性を発信する。新潟県で田んぼアートを企画する岡野真吾さん(東京都)の指導で住民が制作し、6月から7月までに完成予定。伝統のなまこ壁と町内に飛来するアサギマダラを表現する。
 アートの成功を祈願し、小嶋悠太君(松崎小6年)らが地元伝統の三番叟(さんばそう)を披露。歌舞伎役者の中村芝翫さんを招き、小嶋君と深沢準弥町長の3人で伝統芸能について語るトークショーもあった。

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