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石部棚田であぜ塗り 松崎高1年生 郷土文化学ぶ

 松崎町桜田の松崎高の生徒がこのほど、同町石部の石部棚田であぜ塗りに挑戦した。1年生63人は2種のくわを使い田んぼの泥をかき集めたり、あぜを塗り固めたりする作業に励んだ。

あぜ塗りに挑戦する生徒=松崎町石部の石部棚田
あぜ塗りに挑戦する生徒=松崎町石部の石部棚田

 郷土の文化について学ぶ「西豆学」の一環で、2008年から行う。あぜ塗りは水田の保水のため、田植え前に泥を盛る作業。石部棚田保存会のメンバーらの手ほどきで、泥にまみれながらも懸命に取り組んだ。初めてあぜ塗りを体験した鈴木那凰さん(15)は「思ったよりも力が必要だった。大きく育ってほしい」と笑みをこぼした。
 オーナー制度を導入する棚田では、会員らが4月下旬にもあぜ塗りを行った。田植えは5月20、21の両日を予定する。

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