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三余の功績を紹介 書籍発行 町に寄贈 松崎の土屋さん

 松崎町の土屋直彦さん(75)がこのほど、同町出身で私塾「三余塾」を開いて町内外の教育に尽力した漢学者・土屋三余の生涯や功績を紹介する書籍150部を自費出版した。地元の人に読んでもらおうと、町に書籍を寄贈した。

土屋三余に関する書籍を深沢町長に手渡す土屋さん(左)=松崎町役場
土屋三余に関する書籍を深沢町長に手渡す土屋さん(左)=松崎町役場

 書籍は「三余土屋宗三郎とその脇侍(わきじ)達の底力」。三余の子孫にあたるという土屋さんが地元に残っている資料や史跡の写真を載せ、三余の生い立ちなどをまとめた。三余塾開設の経緯や門下生らの逸話について私見を交えながら解説している。
 6月上旬、土屋さんが町役場を訪れ、深沢準弥町長らに本を手渡した。町は町内の小中高と図書館に提供し、子どもたちが閲覧できるようにする。
 1100円(税込み)。旧依田邸などで販売する。問い合わせは土屋さん<電090(2571)8805>へ。

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