テーマ : 松崎町

記者コラム「清流」 挑戦の場存続へ支援を

 各地で議論されている部活動の地域移行。松崎町で唯一の中学校である松崎中にはバスケットボール、バレーボール、テニスの三つのみで、受け皿となるクラブどころかスポーツに親しめる環境があまり整備されていない。
 少子化で子どもの選択肢が減る中、住民主体で運営する陸上競技クラブが立ち上がった。今年の春から元教員や競技経験者が、小中学生に投てきや幅跳びなどの技術をボランティアで教えている。徐々に参加人数も増え、大会で好成績を残した参加者もいる。
 子どもの成長にとって、やってみたいことを実現できる機会は重要だ。スポーツに励んだ経験は、将来生きるはず。子どもが少なくなり人口が減っても、クラブの仕組みを維持できるよう、地域で一丸となって支えてほしい。
(松崎支局・太田達也)
 

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