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漆喰鏝絵審査会 野中さん最優秀 松崎

 松崎町などはこのほど、第23回全国漆喰鏝絵(しっくいこてえ)コンクールの審査会を同町宮内の町環境改善センターで行った。全国から40点の出品があり、野中雅さん(栃木県足利市)の「陰と陽」が最優秀賞に選出された。

漆喰鏝絵の作品を確認する審査員=松崎町の町環境改善センター
漆喰鏝絵の作品を確認する審査員=松崎町の町環境改善センター

 漆喰鏝絵は同町出身の左官の名工・入江長八が、なまこ壁建築の技術と日本画の手法を組み合わせて築いた芸術分野。なまこ壁の建築材であるしっくいを左官道具のこてを使って立体的な絵を描きあげる。
 審査会では、竜やタコ、アサギマダラとなまこ壁などを緻密に描いた力作が並んだ。審査員長を務めた富山大の丹羽洋介名誉教授ら6人が、最優秀賞、優秀賞、入賞、佳作計27点を選出した。
 審査会で上位入賞した作品の展示会は10月7日~11月19日、同町の伊豆の長八美術館で開かれる。
 主な入賞者は次の通り。
 優秀賞 細田栄作(松崎町)宮田尚子(富山県魚津市)

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