テーマ : 松崎町

伝統の漆喰鏝絵に挑戦 松崎で教室 サザンカなど描く

 松崎町の伝統文化「漆喰鏝絵(しっくいこてえ)」の制作体験教室(町教委主催)がこのほど、同町の町環境改善センターで開かれた。地元住民が参加し、左官道具のこてで漆喰を盛り上げたり、絵の具で着色したりして立体的な絵の制作に挑戦した。

漆喰鏝絵を制作する参加者=松崎町の町環境改善センター
漆喰鏝絵を制作する参加者=松崎町の町環境改善センター

 漆喰鏝絵は、松崎出身の左官の名工入江長八が、なまこ壁建築の技術と日本画の手法を組み合わせて芸術の域まで高めた。参加者は町内の左官職人高橋恒彦さん(60)のアドバイスを受け、遠近感や陰影を意識してサザンカやスイセンなどの花を描いた。
 教室は1~3月、5回開催され、9人が参加した。なまこ壁保全に取り組む「松崎蔵つくり隊」のメンバーが講師を務めた。

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