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「するがの極」 三島、函南でも 沼津、推進協議会が総会

 静岡県東部のブランド米「するがの極」の生産者や自治体でつくる推進協議会はこのほど、通常総会を沼津市で開き、本年度の活動計画を決めた。新たに三島市と函南町で試験栽培が始まり、本年度は前年度比18・0%増の186・9トンの収穫を見込む。

独自の表彰制度導入などを決めた推進協議会の通常総会=沼津市
独自の表彰制度導入などを決めた推進協議会の通常総会=沼津市

 生産意欲向上と品質平準化を目的に独自の表彰制度を導入する。生産拡大のため三島市と函南町の生産者向けに説明会を開催する。
 梶毅会長(JAふじ伊豆組合長)は、2026年度の収量目標400トンの達成に向けて「生産地拡大とブランド化を進める」とあいさつした。降水量増加や日照不足によって例年より1週間生育が遅れているものの、収量に影響する状況ではないと報告された。
 「するがの極」は沼津、裾野、長泉、清水の4市町で生産された「きぬむすめ」のうち独自の基準を満たした一等米。本年度の生産者は昨年度比12人増の96人、作付面積は31・9%増の48・7ヘクタールになった。

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