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トーエネックが既払金返還請求 函南太陽光撤退で2社に

 函南町軽井沢で計画していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業の撤退を表明している中部電力グループのトーエネックは2日、関係事業者の東京産業とブルーキャピタルマネジメント(BCM)に対し、既払金約104億円の返還を求める訴訟を名古屋地方裁判所に提起したと発表した。提訴は28日付。
 トーエネックは1月に「事業環境が厳しくなり、事業開始が困難」として事業からの撤退を表明。東京産業とBCMとの契約をそれぞれ解除した。既払金の返還に関し、交渉による解決は困難と判断し提訴した。
 東京産業も2日、原状回復などの請求としてトーエネックから64億8千万円の提訴を受けたと発表し「契約解除事由が存在しないと認識している。訴状の内容を精査し、裁判で正当性を明らかにする」とした。BCMは取材に「担当者が不在のため答えられない」とした。

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