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道の駅・伊豆ゲートウェイ函南 来場者1000万人突破 周辺との相乗効果で認知度向上

 函南町塚本の道の駅伊豆ゲートウェイ函南で28日、来場者数1千万人突破を記念したセレモニーが開かれた。周辺施設との相乗効果もあり伊豆の玄関口としての認知度を高め、当初目標の2倍以上のペースで節目を迎えた。

1千万人目の来場者となった渡辺松美さん(右から3人目)と和華さん(同4人目)=函南町塚本の道の駅伊豆ゲートウェイ函南
1千万人目の来場者となった渡辺松美さん(右から3人目)と和華さん(同4人目)=函南町塚本の道の駅伊豆ゲートウェイ函南

 2017年5月にオープン。休憩施設としてだけでなく、隣接する川の駅や伊豆わさびミュージアム、かねふくめんたいパーク伊豆とともに観光スポットとして人気を集める。新型コロナウイルスの影響で一時落ち込んだが、2022年度は175万人が来場。コロナ前の水準に戻り、開駅時に掲げた6年間の動員目標402万人を大きく上回っている。
 1千万人目は自転車競技に打ち込む家族の応援で伊豆市のサイクルスポーツセンターを訪れる機会が多いという静岡市駿河区の渡辺松美さん(56)、和華さん(23)親子で「毎週のようにイベントがあり、必ず立ち寄る。地元の野菜を見るのも楽しみ」と笑顔で話した。
 施設は加和太建設(三島市)が指定管理者として運営。仁科喜世志町長は「民間の温かなおもてなしとコラボしたからこそ今がある」と喜んだ。田中三智子駅長は「より魅力ある道の駅となるように、充実した函南や伊豆の情報を発信したい」とさらなる魅力向上を誓った。

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