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浄水施設などで研修 モンゴルの技術者、川勝知事を訪問

 生活排水処理に関する技術研修のため、静岡県を訪れているモンゴル・ドルノゴビ県の技術者ら6人が18日、県庁に川勝平太知事を訪ねた。

川勝平太知事を表敬するモンゴル人技術者ら=18日、県庁
川勝平太知事を表敬するモンゴル人技術者ら=18日、県庁

 本県とドルノゴビ県が2012年度に本格着手した交流事業の一環。21年度から始まった3期目は「官民連携による未処理汚水改善プロジェクト」に取り組んでいる。施設運営だけでなく、現地での施設整備に役立つ具体的な排水処理計画や設計を学ぶ。
 6人は10日に本県に入り、21日まで滞在する。函南町の狩野川東部浄化センターで計画や設計、維持管理の実習に臨み、小規模処理場を視察した。今後、静岡市内の中山間地の大規模浄化槽を見学する予定。
 川勝知事は「技術が役立てていただけるのなら光栄。ドルノゴビに合った方法を考えほしい」と話した。アワー・アムガランザヤ投資・開発戦略課長は「長年の交流や研修の実施に感謝する」と述べた。

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