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大谷 盟友トラウトと熱い再会 古巣相手に無安打【大リーグオープン戦】

 【グレンデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグは5日、各地でオープン戦が行われ、ドジャースの大谷はアリゾナ州グレンデールで昨季まで所属したエンゼルスを相手に「2番・指名打者」で出場し3打数無安打、2三振だった。

試合前、エンゼルスのトラウト(手前)と再会を喜ぶドジャースの大谷=グレンデール(時事)
試合前、エンゼルスのトラウト(手前)と再会を喜ぶドジャースの大谷=グレンデール(時事)

 レイズとマイナー契約の上沢はレッドソックス戦に先発し、2回2安打1失点だった。レッドソックスの吉田は「5番・指名打者」で出場し、3打数1安打。上沢との対戦は二ゴロだった。

大谷 盟友トラウトと熱い再会  ドジャースの大谷が、盟友との再会で満面の笑みを浮かべた。昨季まで6年間在籍したエンゼルスとのオープン戦の試合前。トラウトがグラウンドに姿を見せると、駆け寄ってハグを交わした。会話の内容について「(ドジャースとの)契約おめでとう、ということと、家族を含めて互いに元気かという普通の感じ」と説明した。
 エンゼルスではトラウトと打順が前後になることが多く、何度となく2者連続本塁打で競演。「トラウタニ」とも呼ばれた。昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック決勝の日本-米国戦では、投手大谷がトラウトから空振り三振を奪い、優勝を決めたシーンが話題を呼んだ。
 親交が深く、フリーエージェントになる大谷をトラウトが引き留めるような発言もあったが、最終的に大谷は新たな道を選んだ。
 試合前、次々にエンゼルスの選手たちからあいさつされ、うれしそうに会話する姿が見られた。この日は2三振と中飛で無安打。結果は出なかったものの、大谷にとっては感慨深い一日になったようだ。
 (グレンデール時事)

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