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スキー 葛西、小林陵ら日本は5位に【W杯ジャンプ男子団体】

 【ラハティ(フィンランド)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は2日、フィンランドのラハティで団体第5戦(ヒルサイズ=HS130メートル)が行われ、二階堂蓮(日本ビール)葛西紀明(土屋ホーム)小林潤志郎(雪印メグミルク)小林陵侑(チームROY)で臨んだ日本は合計824・7点で5位だった。W杯ジャンプ男子個人第23戦で3位の小林陵侑=ラハティ(共同)
 日本は1回目を終えて6位と出遅れ、表彰台争いに絡めなかった。51歳の葛西は2番手で120メートル、117メートルを飛んだ。ノルウェーが935・2点で優勝した。
葛西、復帰51歳 衰えず  4季ぶりに海外W杯に復帰した51歳の葛西が、団体戦でも衰えぬ力を証明した。多くの選手が風の影響を受ける中、K点(116メートル)を越える安定したジャンプを2本そろえ「貢献できたんじゃないかと思う」と自負をのぞかせた。4季ぶりに海外でのW杯に出場し、外国メディアの取材に応じる葛西紀明=ラハティ(共同)
 1回目は「イメージ通り」という飛躍で120メートルをマークし、各チーム2番手を終えた時点で日本は4位に。3番手の小林潤が105メートルと失速して上位と引き離されたが、大ベテランは2回目も「個人戦より気楽に飛べた」と117メートルを記録。エースの小林陵は「本当にいい仕事をしていたと思う」と称賛した。
 前日の個人戦に続き、まだまだW杯で戦えるレベルにあることを示した。「気にしているポイントを少しずつ改善すれば、もう少しいけるんじゃないかと思う」とさらなる活躍を期した。

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