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男子・早大山口V 女子は酒井が優勝 陸上・日本選手権クロスカントリー

 陸上の日本選手権クロスカントリーは25日、福岡市海の中道海浜公園で行われ、男子(10キロ)は山口智規(早大)が29分16秒で優勝した。着差ありの同タイムで井川龍人(旭化成)が2位、坂東悠汰(富士通)が3位だった。
 女子(8キロ)は酒井美玖(肥後銀行)が26分11秒で制した。2位に田浦英理歌(積水化学)、3位に三原梓(ルートインホテルズ)が入った。
 3月30日にベオグラードで行われる世界クロスカントリー選手権の代表選考を兼ねている。
「山の神」今井、拍手に包まれ引退  陸上の日本選手権クロスカントリーでは、順大時代に東京箱根間往復大学駅伝の山上り5区で活躍し、「山の神」と呼ばれた39歳の今井正人(トヨタ自動車九州)が現役生活を締めくくった。観客らの温かな拍手に包まれて44位でゴールし「山あり谷あり、谷の方が深かったし長かったが、そのたびに成長させてもらった。乗り越えた時の喜びもたくさん経験できた」と声を詰まらせた。
 福島県出身。実業団では故障に泣くことも多かったが「これだけ幸せな場所で走らせてもらい、晴れやかな気持ちで終われた」と万感の表情を浮かべた。今後は所属先で後進の育成を担う予定で「一緒に悩み、悔しがれるような存在になれたら」と語った。

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