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テーマ : 浜松市

全国高校選抜大会・ローイング 静岡県勢3クルー決勝へ

 ローイング(旧ボート競技)の全国高校選抜大会の準決勝と敗者復活戦が23日、浜松市天竜区の天竜ボート場で開かれた。県勢は6クルーが準決勝に出場した。男子シングルスカルで沼津工・広瀬、男子ダブルスカルで新居、女子かじ付きクオドルプルで浜松湖南の3クルーが決勝に進んだ。

 ▽男子シングルスカル準決勝
 「2組」①広瀬薫(沼津工)7分34秒56=決勝進出
 ▽同ダブルスカル敗者復活戦
 「2組」③浜松西(中山、鈴木)7分28秒99=準決勝進出
 ▽同準決勝
 「1組」⑥浜松西(中山、鈴木)7分23秒39=落選
 「2組」①新居(和田、平山)7分4秒36=決勝進出
 ▽同かじ付きクオドルプル敗者復活戦
 「2組」①浜松湖南(藤井、岡部、大島、名波、影原)6分59秒73=準決勝進出
 ▽同準決勝
 「2組」⑤浜松湖南(藤井、岡部、大島、名波、影原)7分3秒99=落選
 「3組」⑤浜松北(見山、河辺、岩田、白井、宮本)7分3秒29=落選
 ▽女子かじ付きクオドルプル敗者復活戦
 「2組」④浜松北(牛田、岡本、磯部、北野、柳生)7分55秒58=落選
 ▽同準決勝
 「1組」②浜松湖南(竹内、粟野未、荒井、粟野来、市川)7分32秒12=決勝進出

新居「プラン通り」 男子ダブルスカルで決勝に進んだ新居の和田(右)と平山  男子ダブルスカル準決勝に出場した新居(和田、平山)は1着で決勝の切符をつかんだ。2人は「プラン通りのレースをつくることができた」と手応えを口にした。
 得意のスタートで抜け出すと最後までトップを譲らず、2位と3秒以上の差をつけた。「ペースを変えずにゴールまでこぐことを意識した」と和田。800メートル時点でペースが崩れそうになったが、持ち前のチームワークで修正した。
 昨秋の中部選抜で優勝を譲った若狭東(福井)に勝ち、全国優勝するのが2人の目標。和田は走り込みや筋力トレーニングで基礎体力をつけ、平山は体力面に加えて勝負強さを磨くメンタル強化に重点を置いて互いに実力を高めた。
 平山は「最後まで気を抜かず、全国の強豪に勝ちたい」と意気込んだ。
 (水窪支局・大沢諒)
浜松湖南 善戦5着男子かじ付きクオドルプルで5着の浜松湖南=浜松市天竜ボート場
 男子かじ付きクオドルプルの敗者復活戦2組を1着で勝ち抜いた浜松湖南は、準決勝2組を5着で終えた。クルー全員に全国大会の経験がない中、雨の中で臨んだレースでは4位に最後まで肉薄した。部長の岡部は「余計な力を出すことなく、ゴールできた」と振り返った。
 レース全体を通じて大きくペースを乱すことなく推移した。ただ、経験値や総合力が試される全国の壁は高かった。終盤に順位を落とした後、抜き返すことはできなかった。4位との差は2・8秒とわずかに及ばなかった。
 舵手(コックス)の藤井をはじめ明るいメンバーで高め合い、成長してきた。岡部は「このクルーでなければ準決勝まで来ることはできなかった。息を合わせて全力を出し切ることができた」と語った。

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