先輩への感謝、コサージュに 地元産ガーベラで手作り 浜松・庄内学園 18、19日卒業式
浜松市中央区の小中一貫校「庄内学園」で15日、卒業式で卒業生が身につけるコサージュ作りが行われた。在校生が先輩への感謝の思いを込め、地元産ガーベラの生花を使って一つ一つ手作りした。
5年生と8年生約40人が作業に取り組んだ。保護者有志が事前に作っておいた土台にピンク、黄、白など色とりどりの花とシダを挿し、リボンを巻いて仕上げた。1時間ほどをかけて約130個のコサージュを完成させた。
生徒会長の佐藤斗郁さん(14)は「(先輩への)8年間の思いを込めて作った。これを着けて気持ちよく卒業してもらえたらうれしい」と話した。
ガーベラは地元生産者から提供を受けた。同学園では小学校が18日、中学校は19日に卒業式を行う。
(浜松総局・仲瀬駿介)