シャンソン 強敵トヨタに連勝ならず バスケ女子Ｗリーグ
バスケットボール女子Ｗリーグは１０日、浜松アリーナなどで行われた。５位シャンソン化粧品は３位トヨタ自動車に６１ー８４で敗れ、強敵相手に連勝はならなかった。シャンソンは第１クオーターに金田愛奈の９得点などで接戦に持ち込んだが、リバウンド争いで後手に回ると徐々に差を広げられた。
通算成績は１８勝６敗で５位のまま。シャンソンはすでに上位８チームによるプレーオフ進出を決めている。
トヨタ自動車 ２１勝３敗 ８４（２３―１９ ２２―１６ １６―１３ ２３―１３）６１ シャンソン化粧品 １８勝６敗
今季最後の地元戦は黒星 主導権握られ最少得点 今季最後の地元戦を白星で飾ることはできなかった。シャンソンは激闘を制した前日の再現とはならず、トヨタに大敗。鵜沢監督は「出だしからペースを握られ、逆転のきっかけをつかめなかった」と完敗を認めた。
連敗阻止へ勢いよく入った相手の圧力に押された。鷹のはし（沼津市立高出）が「修正できずに終わってしまった」と敗因の一つに挙げるリバウンドは第１クオーターだけで１０本の差をつけられ、主導権を握られた。
相手の気迫あふれる守備にも手を焼いた。身長１８７センチのセネガル人センターにはゴール下で何度もシュートを阻止され、「守備のプレッシャーが強かった。受け身になってしまい、攻められなかった」と金田。６１得点は今季最少だった。
レギュラーシーズンは残り２試合。プレーオフで準々決勝から登場できる４位に食い込む可能性は数字上残されているものの、２勝の差があり逆転は厳しくなった。最終節は２位富士通が相手。金田は「シャンソンのバスケをしっかりやりきってプレーオフに向かえるように」と見据えた。
（運動部・市川淳一朗）
三菱電機 ８勝１６敗 ９２―６９ 姫路 ２勝２２敗
デンソー ２０勝４敗 ８１―８０ ＥＮＥＯＳ ２１勝３敗
富士通 ２１勝３敗 ７０―６４ トヨタ紡織 １３勝１１敗
日立ハイテク １３勝１１敗 ８５―８４ 新潟 ４勝２０敗
アイシン １１勝１３敗 ９１―６１ 山梨 ５勝１９敗
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