防犯対策 ペッパーが呼び掛け 浜北署が教室
静岡県警人身安全対策課と浜北署はこのほど、ソフトバンクの協力で人型ロボット「ペッパー」を活用した防犯教室を浜松市浜北区の新原小で開いた。県警が防犯の啓発にペッパーを使うのは初めて。約340人の児童は、ロボットの語りかける防犯対策に興味深そうに聞き入った。
ペッパーは「知らない人に付いていかない」「知らない車に乗らない」など犯罪に巻き込まれないための約束を標語にした「いかのおすし」を説明。図を示し、不審者は見た目が穏やかそうだとしても、凝視したり連れ去ろうとしたりするので注意し、大声で周囲に助けを求めるよう呼びかけた。