テーマ：動物・ペット

保護犬猫と飼い主　「幸せな出会いを」　静岡市で譲渡会

政治部　池谷遥子

　静岡市の動物保護ボランティア団体「ラディアンテ静岡」はこのほど、同市駿河区のトヨタユナイテッド静岡中原中古車店で保護犬と保護猫の譲渡会を開いた。飼い主のいない犬と猫計１１匹が集まり、来場者は動物との触れ合いを楽しんだ。

保護犬との触れ合いを楽しむ来場者（左）＝静岡市駿河区

　犬と猫が入ったケージには、それぞれ名前や推定年齢、体重、性格などが記載されたシートが貼られた。来場者はお気に入りの犬や猫を見つけると、スタッフに特徴を聞いたり、ケージから出してもらってなでたりした。親と訪れた中藁科小２年の森日咲さん（７）は「毛がもふもふして、目がくりくりでかわいかった。飼い主がいなくてかわいそう」と話した。
　同団体は保健所から保護犬や保護猫を引き取り、地域に返す活動に取り組み、譲渡会を月１回（７、８月を除く）実施している。譲渡会で引き取りを希望する来場者がいた場合は飼い方を説明し、自宅訪問などでしっかり飼育できるか確認してから譲渡するという。
　三津山有加代表は「引き取ってから『聞いていた話と違う』と言われても困る。犬猫と飼い主の双方が幸せになることが第１目標」と強調した。

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